会長ご挨拶

公益社団法人 新潟県看護協会会長 斎藤有子

会員の皆さまには、日頃より看護協会の活動及び事業運営にご支援、ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の収束の兆しがみえない状況が続いている中で、医療、保健、介護、在宅等の最前線において、感染のリスクの不安を抱えながら看護に懸命に取り組まれている多くの看護職の皆さまに敬意を表します。
令和3年度新潟県看護協会通常総会は、6月16日に新潟グランドホテルで開催しました。昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症拡大を鑑み、規模を縮小しての開催となりましたが、提出しました議決事項全てを承認いただくことができ、感謝申し上げます。
社会情勢を踏まえ、本会の使命である「看護の質向上」「働き続けられる環境づくり」「看護領域の開発・展開」を基に、看護職としての役割を積極的に担うため、重点目標を掲げ事業を展開します。
令和3年度新潟県看護協会の重点目標は、「健康と療養のための地域包括ケアを支える看護提供体制の構築」「看護職が働き続けられる勤務環境づくりの推進」「看護職の役割の推進と質の高い看護人材の育成」「看護施策を推進するための組織基盤の強化」の4つです。
中でも、今年度は会員サービス向上に向け、会員のニーズ把握及びICTの導入等を実施し、協会活動に参加しやすい環境の整備を目指します。さらに災害や健康危機管理対応への社会的要請に応えるため、災害支援ナース活動等の充実及び専門性の高い看護職の育成を進めます。
今、看護職には医療機関での看護、地域で療養されている方への看護、地域住民に対する保健活動などに加え、地域で暮らす全ての人々を支える健康な社会の醸成にも力を発揮することが求められています。
同時に、コロナ禍は看護の活躍に社会が目を向ける機会ともなりました。この機会を捉えて、看護の役割、価値をしっかりと社会に示していかなければなりません。
今後の社会状況における保健、医療・福祉へのニーズを見極めてそれに応えていくこと、さらに生産年齢人口の減少により、看護の担い手を確保することが喫緊の課題です。多くの方に看護の仕事に関心を持っていただき、次世代の多くの方が看護の仕事に就いてくださるよう、看護の魅力の発信に努めるとともに、看護職が誇りをもち、安心して働きつづけることができるよう協会活動の更なる充実に努めてまいります。
会員の皆さまと一緒に考え、ともに取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

令和3年6月
公益社団法人新潟県看護協会 会長 斎藤 有子